活動の基本方針
1.地域の生活者、市民の視点からの環境問題への取り組み。
2.研究者、専門家の指導、協力による科学的な調査活動の取り組み。
3.調査活動の内容や結果及び成果の公開・公表。
●第1次活動(1998年4月~2002年6月)
最終処分場からのゴミ焼却灰飛散の実態調査とメカニズムの究明


設置された風向風速計

風廃図

類似地形による焼却灰の動向調査

ジオラマによる夜間の大気の流れのシミュレーションレーション

電子顕微鏡による元素分析

焼却灰の電子顕微鏡写真

周辺植物の異変

アオキの植生調査
・ 調査結果を冊子「たまあじさいは見ていた」にまとめる
・ 報告会の開催
・ 周辺住民へのチラシや絵葉書の配布
・ 国・都・市・町・処分組合へ冊子を配布




★第1次活動の成果★
・ 大気を通した環境汚染を明らかにした。
・ 焼却灰飛散の抑止。
・ 広報活動による地域住民の危機意識の向上。
・ 処分場差し止め訴訟の判決において、焼却残渣等が周辺環境に飛散している可能性のあることを認めた。
●第2次活動(2003年3月~2014年3月)
エコセメント化施設の周辺環境への影響調査

・焼却残渣等の処理量 1日 300t
・エコセメント生産量 1日 420t
・植物調査 工場周辺の植物、苔等の生態調査 (四季)
・野鳥調査 工場周辺の野鳥の調査 月1回
・水生昆虫調査 工場周辺の4つの川の調査 (四季)
・気象調査 定点による常時観測
工場直近の24時間局地観測 (四季)
・土壌調査 周辺土壌の5定点の土壌分析 年1回
・雨水調査 pH他12物質の調査と他地域との比較
・施設操業前の調査の継続
・放射線量調査 2011年原発事故以後
・空間線量調査 施設周辺12ポイント1回/月
・土壌線量調査 施設周辺5ポイント1回/年
・植物線量調査 施設周辺とコントロール1回
・疫学調査 学校保健統計・人口動態調査を分析
・植物調査 プラムポックスウイルス被害

野鳥調査

2012年線量調査図
★第2次活動の成果★
・「たまあじさいは見ていたⅡ」に調査結果をまとめる
・エコセメント化施設操業による環境の変化を明らかにした
・エコセメント化施設操業差し止請求訴訟に資料を提供
・ずさんな業務を行わないための抑止力となる
●第2次調査終了から現在に至る調査 (2014年4月~)




以上の記事は「たまあじさいの会」の活動の成り立ちと歴史を簡単にまとめたもので、宮本賞受賞の際に発表した内容の一部です。
あらためて28年間の活動をこうしたかたちで振り返ってみると感慨深いものがあります。
次回は会の活動の意味と、他の地域の住民運動との関わりについてお知らせしたいと思います。

