焼却灰の多くはスギ花粉の1/3以下の細かい浮遊性の高い微粒子といわれ目に見えないことはもちろん、感じることもできません。しかもこの灰にはダイオキシンを始めとする有害な化学物質や重金属が大量に含まれている。

日の出町にあるゴミの最終処分場には、東京の多摩地域で焼却された灰が埋め立てられています。

この処分場周辺では癌死者が異常に高く、それは周辺に吹く局地風が、谷底に埋め立てられる焼却灰を周辺地域に飛散させていることが原因であると予測されました。

3年にわたり定期的な調査・分析の結果処分場から焼却灰が飛散するメカニズムや周辺の植物の異常が分かりました。

この事実は全国3,441ヶ所以上ある処分場に共通して起こる問題でもあります。

この活動を通して明らかになったことを踏まえて私たちはいくつかの点を問題提起したいと思います。

講演録

行政が作った環境論議のウソ・ホントはこんなにある ーこのまま放置するなら、われわれも環境破壊者であるー 2015.11.8

演題「行政が作った環境論議のウソ・ホントはこんなにある 」―このまま放置するなら、われわれも環境破壊者である―講師  東京農工大名誉教授 瀬戸 昌之先生(日の出の森・支える会)「生ごみの堆肥化は、燃やして埋めるより、割高である」(自治体のご...
広報活動

福島県南相馬市環境調査 2015.9.5-6

―福島の人間を見捨てるつもりか―「南相馬・避難勧奨地点の会」の小澤洋一さんから放射性廃棄物焼却施設の調査のノウハウを教えてもらいたい、また講演をしてほしいとの依頼があり、その前に福島の現状を調査してくる必要性があるということで、南相馬市へ行...
日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

日の出処分場周辺の水質・放射能調査2015.11.8 【報告】 たまあじさいの会

11月8日(2015年)は、たまあじさいの会主催の『日の出処分場周辺の水質・放射能調査』(第9回 水質・放射能調査フィールドワーク)が行われました。17名の方の参加で調査が行われました。初めての方、遠方(茨城)からの方も参加されました。採取...
日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

日の出処分場周辺の水質・放射能調査 2015.11.8【告知】

― 市民による監視・調査活動は公害発生の確実な抑止力になりますー市民自らが現場で調査・測定し、汚染の実態を把握し学習しましょう。水質の実態を追求する「継続的な調査・分析・記録プロジェクト」の9年目です。エコセメンと工場からの放射性物質、有害...
日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

ケヤキの食葉性害虫の実態と対策【市民環境問題講演会】大澤正嗣 2015.10.4

『ケヤキの食葉性害虫の実態と対策』講師:大澤正嗣先生 講演要旨(山梨県)森の教室出前 富士フィルム環境助成金FGFの対象事業1. 講演招請の目的:青梅市の多摩川流域に多数自生して美しい景観をもたらしているケヤキの樹木に、5~6年前から食葉性...
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『ケヤキの食葉性害虫による被害の実態と対策』 2015.10.4【講演会告知】

ケヤキの食葉性害虫による被害の実態と対策講師山梨県 森林総合研究所主幹研究員 大澤 正嗣 氏日時 :10月4日( 日)開演 :14:00 (受付 13:30) 会場 :青梅福祉センター青梅市では、ヤノナミガタチビタマムシの被害が近年激しくな...
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たまあじさいの会【お知らせ】 2015年8月

PDFは以下からダウンロードできます。tamaaji-oshirase_15-07
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『28年前のチェルノブイリ原発事故から日本は何を学ぶべきか! 福島原発事故後4年間の測定から見えてきたもの』 2015.3.14【講演会告知】

第33回市民環境問題講演会28年前のチェルノブイリ原発事故から日本は何を学ぶべきか!「福島原発事故後4年間の測定から見えてきたもの」(講師) 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)事務局長NPO法人 ちくりん舎 市民放射線監視センター理事 ...
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『私たちのごみが~「日の出町でこんなことを起こしていたなんて!」~ 』 2015.7.11【告知】

三多摩各市町400万人分のごみ焼却灰が、日の出町ごみ処分場へ集結後、埋め立て処理で危険な粉塵を撒き散らし、また今のエコセメント化処理時代になっても有害排ガスを拡散し続けて、30年に渡る長期間になります。昨年驚くべき事実が分かりました。保健所...
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ホームページWordPress活用講習会@竹林舎 2015

たまあじさいの会では現在、ホームページのリニューアルに取り組んでいます。1998年から継続している地域の生活者、市民の視点からの環境問題への取り組み、研究者や専門家の指導、協力による科学的な調査活動の結果や成果を今後、ひとりでも多くの方に知...