エコ・フレンドリー(多摩市の環境市民団体)の日の出処分場見学 2023.11.8

エコ・フレンドリーという団体は、多摩市から業務を受託し、ごみ分別相談窓口、リユース食器の洗浄、食品の放射能測定をしています。
そのメンバーと多摩市の資源循環推進課の担当職員2名の総勢20人が11月8日バスに同乗して日の出にいらっしゃいました。

主催者の江川さんから多摩市職員も市民もほとんどのメンバーが、処分場問題が紛糾していた当時のことはよく知らないので、そこから話してもらい、たまあじさいの会での調査と、調査結果など、お話を伺い質問や感想を出し合えれば、と思います」との要請がありました。

東京多摩エコセメント工場見学の後、我が家に総勢約20名で来られました。トラスト地に立っていた風の塔をしみじみ思い出ぶかく見た後、ちくりん舎で説明をしました。

まず江川さんがこの見学の目的をお話しされ、次に現在の日の出の様子を永戸千恵、そしてたまあじさいの会の説明を中西しなおが、日の出処分場からの汚染による調査を二通りの調査で行っている話をしました。
1つ目は水質調査、2つ目は多摩川の放射能調査をパワーポイントでわかりやすく説明いたしました。

- 永戸千恵

エコフレンドリーの江川さんのお話より

第二処分場(二ツ塚処分場)の建設に反対し、私が子供たちを連れて日の出町に通っていたのは、もう30年前近くの事でした。予定地の森には風の塔や舞台があり、トラスト運動が行われていました。
当時、ゴミを持ち込む側の私たちと、ゴミを持ち込まれる側の日の出町の町民は、立場が違っても水源地にゴミの処分場作らせないという思いで一緒に戦っていました。
1998年1月に第二処分場は1部解除し、ゴミの搬入が開始されてしまいましたが、転んではでもただでは起きないと私たちは「ごみ・環境ビジョン21」を立ち上げ、日の出処分場に関わる住民は「たまあじさいの会」を立ち上げて、現在に至っています。

*「ごみ・環境ビジョン21」 は、ゴミ現場で働いている人の話や、どうしたらゴミを解決できるか 、世界中のゴミ問題の話といろいろ内容が深い「ごみっと・SUN」という名前の小冊子も出版しております。

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