たまあじさいの会【2024年度活動報告】

代表の挨拶

今年も「たまあじさいの会」の総会がめでたく開催されます。
二ツ塚処分場開始の1998年からゆうに一世代が経過し、日の出の運動時にはちびっ子だった人たちも大きく成長し、新しい感性でもって社会の要所で活躍されています。彼らの幼少期の感受性が、その後の彼らの人生に確実に反映されているのが素晴らしいことで、これも後天獲得形質のエピジェネティクスなのかも(ちょっと違いますか)?
たまあじさいの会は人間の半生に相当する時間を、あまたの環境の調査や市民環境問題講演会の開催を通じて、汚染の実態を調べ、ゴミを量産する、行政訴訟も含めた環境活動を行ってきました。倦まず弛まず、真面目に地道に、ぶれることなく、自力ながらも科学的に、まさに市民科学というものを追求し、いくつかの意識高い団体からの助成金を受けることはあっても、それは化学物質や放射性物質等の分析機関の費用に充当し、文字通りの手弁当でもって活動してきました。そこには特定の政治信条や宗教・思想も、何の経済的・利害関係も絡むことなしに、過去27年間の長きにわたって巨大権力に対しては、徹頭徹尾反体制で対立構造にあったのに、当会内部での分派も分裂も除名も処分も、病や老齢以外での脱退者もないまま継続して来れたことはまさに稀有な存在であり、奇跡というしかありません。
それぞれ体質の異なるメンバーにもし共通項があるとしたら、自然を愛し敬う崇拝者であることと、ゴルフと自民党は嫌いというところでしょうか。「たまあじさいの会」そのものを外部から眺めて研究対象とするのも面白い、何かの示唆に富んでいる会であるような気がします。
この27年間の経過で往時の中年は老人となったこともあり、当会の活動を広く世間に若い世代にも海外にも知ってもらうべく、ITに詳しいメンバー中心にホームページHPを刷新しているところです。進捗状況につきましては本日のこの総会で説明がなされます。またエピジェネティクス理論をベースに開発された医薬品を勉強して、自分たちの健康は自分たちで守りたい、そのために「生活研究所」を設立して行きたいとの提案もあります。たまあじさいの会の特長っていうものは前述しましたように、(未だに自分には)何だか特定できないながらも、何かよきものである。今風に言えば多様性で懐の深いものだと思います。この会で掘り下げて行きたいもの、したいこと、するべきことはまだまだ無限にあるように思います。ただハッキリしていることは素晴らしく凄いメンバーの当会に紛れ込めて、同じ時間を過ごせることは我が人生の幸運であると感謝しております。
- 共同代表 古澤省吾 -

2024年度活動報告

5月25日(土)~6月13日(火) 多摩川放射線量一斉調査
6月8日(土) 都留文科大 神長ゼミ・フィールドワーク
6月8日(土) 運営員会 (ちくりん舎)
6月15日(土) 総会 青梅福祉センター 第5会議室
6月29日(土) 都留文科大 神長ゼミ・フィールドワーク
7月13日(土) エコセメント化施設周辺定例調査
7月29日(月) HP打ち合わせ(祖師谷区民会館)
8月25日(日) 運営員会 (ちくりん舎)
9月14日(土)から15日(日) 田村バイオマス環境調査
9月20日(金) HP打ち合わせ(祖師谷区民会館)
9月28日(土) 「 お知らせ 」発送
10月12日(土) エコセメント化施設周辺定例及び広域放射線量調査・土壌調査
11月8日(金) パタゴニア環境助成金審査通過
11月8日(金) 水質調査前日準備
11月9日(土) 水質一斉調査
12月2日(月) HP打ち合わせ(祖師谷区民会館)
12月15日(日) 運営員会 (ちくりん舎)
1月16日(木) 都留文科大出前講座
1月26日(日) 二ツ塚関連施設アセスに関わる意見書の打ち合わせ
2月10日(月) HP打ち合わせ (成城ホール)
2月23日(日) 二ツ塚関連施設アセスに関わる意見書の打ち合わせ
3月18日(火) HP打ち合わせ(祖師谷区民会館)
3月29日(土) 運営員会 (ちくりん舎)
4月5日(土) エコセメント化施設周辺定例調査
4月21日(月) HP打ち合わせ(祖師谷区民会館)
4月26日(土)27日(日)28日(月) 田村バイオマス 環境

▼田村バイオマス周辺空間線量調査

▼田村バイオマス工場

▼田村バイオマス周辺水質調査

▼多摩川放射線量一斉調査(世田谷区砧)

▼多摩川放射線量一斉調査(羽村)

▼多摩川放射線量一斉調査(リネンの乾燥)

▼多摩川放射線量一斉調査(多摩川河口)

▼エコセメント化施設周辺線量調査

▼都留文科大生のフィールドワーク

▼都留文科大での出前講座

●多摩川放射線リネン調査結果

●田村BE周辺水質調査の経緯

タイトルとURLをコピーしました