先日は大変お世話になり有難うございました。2回のフィールドワークを通して、処分場・エコセメント化施設による環境汚染問題や、住民運動の歴史、たまあじさいの会の方々が現在行っている調査活動について理解を深めることができました。
私自身、フィールドワークを行う前までは、ごみ処分問題について他人事のように感じており、具体的なイメージや実感がわきませんでした。実際に処分場やエコセメント化施設などへ現地調査に赴0き、日の出町のごみ問題の当事者である「たまあじさいの会」の方々から直接お話を聞いたことで、自分にとって非常に身近な問題であると捉えるようになりました。
また、お話を聞く中で行政側が住民たちの声を無視し、裁判の途中で処分場建設を始めたり、汚水のデータを開示しなかったりなど
自分たちの都合を優先する姿勢や、本来中立でなくてならない裁判所が行政側に偏った判決を出したことは重大な問題であると感じました。
このフィールドワークの経験から、ごみ処分の問題だけでなく原子力発電所から出る放射性廃棄物の処理方法やリニア中央新幹線の地下水低下といった環境問題についてこれから社会を担って行く者として解決対策等を考えていかなければならないと強く感じました。
さらに、こういった問題を多くの人に知ってもらう為に、インスタグラムやYouTubeといった若年層が利用するSNSなどを用いて情報を発信して行くことが効果的と考えます。
この度は貴重な体験をさせていただき誠にありがとうございました。
(都留文科大学 教養学部地域社会学科2年 Y君)