焼却灰の多くはスギ花粉の1/3以下の細かい浮遊性の高い微粒子といわれ目に見えないことはもちろん、感じることもできません。しかもこの灰にはダイオキシンを始めとする有害な化学物質や重金属が大量に含まれている。

日の出町にあるゴミの最終処分場には、東京の多摩地域で焼却された灰が埋め立てられています。

この処分場周辺では癌死者が異常に高く、それは周辺に吹く局地風が、谷底に埋め立てられる焼却灰を周辺地域に飛散させていることが原因であると予測されました。

3年にわたり定期的な調査・分析の結果処分場から焼却灰が飛散するメカニズムや周辺の植物の異常が分かりました。

この事実は全国3,441ヶ所以上ある処分場に共通して起こる問題でもあります。

この活動を通して明らかになったことを踏まえて私たちはいくつかの点を問題提起したいと思います。

講演録

朗読劇「線量計が鳴る」中村敦夫 2018.9.24 たまあじさいの会 20周年企画公演会のお知らせ

たまあじさいの会 20周年企画公演会 元・原発技術者のモノローグ 朗読劇「線量計が鳴る」 脚本・主演 中村敦夫 あなたはどれだけの真実を知っていますか 原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた。 これは天命か、それとも陰謀...
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たまあじさいの会のお知らせ 2018年8月

この忙しい世の中で実にのんびりした話で申し訳ありません.5月12日に青梅の梅郷市民会館で行われた、たまあじさいの会の総会の報告をさせていただきます。たまあじさいの会の最も課題とされることは、会員の若返りです。なんといってもスピードと実行力が...
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2018年度「たまあじさいの会」総会報告

2018年度総会にあたって (代表 古澤省吾)  昨年の総会から早一年。少年老い易く学成り難し。徒らに馬齢を重ねるだけです。そして残り時間は確実に少なくなってきて、しかし同時にある意味、生理学的なものか、ふてぶてしくなり物怖じも焦燥感にも疎...
日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

福島とエコセメント工場周辺の放射線量の推移

たまあじさいの会によるエコセメント工場周辺の放射線調査は毎月第2土曜午前9時から行われています。2011年9月から始まった調査の堆積したデータは、エコセメント裁判では工場からの放射能汚染の実態を明らかにする手立てとなった。 今年度の総会の活...
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楢葉遠隔技術開発センター見学 2018.7.23

ごみ弁連の20回総会が7月22日、福島県のいわき市で行われ、翌日23日の見学会で訪れた施設は福島県双葉郡楢葉町にある国立研究開発法人「日本原子力研究開発機構(JAEA)」が運営する楢葉遠隔技術開発センターでした。 主催者がこの施設を見学コー...
講演録

日本の水問題-八ッ場ダムを例として 瀬戸昌之

講義: 日本の水問題 − 八ッ場ダムを例として 八ッ場ダム訴訟連絡会の報告書、「八ッ場ダム・思川開発・湯西川ダム裁判報告 〜6都県住民11年のたたかい・・・」から学ぶ、 講師: 瀬戸昌之先生 瀬戸先生の講義は、やさしい用語と簡単な計算で、こ...
ブログ

たまあじさいの会 お知らせ 2018年1月

1998年にスタートした「たまあじさいの会」は今年で20年目に入ります。『自らの命と環境は自ら守ろう』を基本理念として、第1次活動は「ゴミ焼却灰の飛散の実態究明」に取り組み、地域、行政などへの公表・公開を行い、公害発生の抑止力として成果を得...
活動

多摩川放射線一斉調査 2018年1月14日-17日

2018年最初の多摩川放射線一斉調査が1月14日から17日の間に行われました。多摩川水源の一之瀬では水温が0℃、冬の多摩川に入ってのリネン布での調査は厳しいです。今回の調査結果はまだ出ていません。下の表は昨年夏までのCs137の調査結果をま...
日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

ケヤキの落ち葉清掃 2017年12月8日

ヤノナミガタチビタマムシの食害によるケヤキの被害をどのように食い止めるか、一つの試みとして、2016年7月から軍畑大橋の右岸にあるケヤキの下の落ち葉の清掃を行っている。ヤノナミガタチビタマムシによる食害でケヤキは1年に2度落葉する。1期は6...
講演録

講演「人間生活と地下水汚染」瀬戸昌之先生 2017年11月5日

講師:東京農工大名誉教授 瀬戸昌之先生 2017年11月5日 竹林舎 水の汚染ってなんだろう?  きれいな水とは? /////////////////////////// もっとも汚染されていない水ということでは、蒸留水である。 (筆者注:...