日の出の一斉水質調査 2018.11.23【報告】

午前中は渡邊勇先生にご指導頂いて、谷戸沢の平井川への合流地点での採水を行った。サンプルをどこで採取するか、それは出来るだけ川の真ん中。深い川ならば橋の上からバケツを垂らしてとの方法もあるが、市民運動ならば安全確保の上である。先ずは気温の測定、そして水温を測定し、記録する。気温は50度くらいまで計測できる温度計を用意して(範囲が広くないのが正確に測れるし、暫くは50度までの目盛りで十分でしょう)、日陰で高さ1.5mに置く。サンプルの水の処理は、JIS法に拠るが、使用するペットボトルは出来るだけミネラルウォーターのものを使用して、とも洗い(同じ川の水で洗ってから)サンプルの水を入れる。容器に空気が入らないように、水を目一杯を入れる。これは空気中の酸素や二酸化炭素を入れないためにである。 竹林舎に戻ってから、メンバーの手で事前に10箇所ほどから採水されていたものと合わせて電気伝導度、塩化物イオン濃度、COD、pH、硝酸性窒素を測定した(水温については採水時に現場で測定)。測定に当たっては、できるだけ正確で、科学的であるために国土交通省の『水質検査マニュアル』を遵守しなければならない。

昼食後、今年も瀬戸先生の水に関わるお話を伺うことができた。今年のテーマは『水と生活の身近な関係』である。(お話のリポートはこちら → 『水と生活の身近な関係』

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