昨年度(2022年)に引き続いて、今年度(2023年)も都留文科大の神長教授のもとで地域社会学を学ぶ学生が日の出処分場を訪ねてきました。
神長教授から次のようなメールが届きました。
全員で「水からの速達」を観て、そこで生じた素朴な疑問を今も地元で活動している市民団体に聞いてみよう、確認してみよう、というスタンスで伺いました。
班ごとに質問内容を話し合ってまとめました。
そのため、興味関心に基づいた多岐にわたる質問となったにも関わらず、真摯に向き合っていただいた点に受講生一同、感激していました。
フィールドワークでふれた「生の声」や経験を糧に、地域で活躍する将来につなげてもらえたらと願って おります。貴重な学びの機会をありがとうございました。
参加の学生さんの感想
Iさん:
一回目のフィールドワークの際にはエコセメントについての概要や製造工場を見学 しそこにある危険性について話してくださり、2回目のフィールドワークの際には実物のエコセメン トを見せてくれながらなぜエコセメントが危険であるのかを説明してくださいました。最終的に2回 のフィールドワークでエコセメントに対する理解を深めることができました。
Kさん:
実際に長く活動をしている方にお話を聞くことで、普段生活している中で聞く環境問題 などにとどまらず、活動の成果や効果について聞くことができ、とても貴重な機会となりました。また、写真を見させていただいたことや、現地で見ることで、よりその実情や理解を深めることができました。長い間、活動を行っていても中々行政などの対応は変わらず、難しい課題も多くあると感 じ、簡単には解決できないのだと改めて感じました。
Mさん:
1 回目、2 回目と様々なお話をして頂いたことに加え、実際に現地を案内してくださっ たことでより理解が深まっただけでなく、新たな発見が出来ました。 また、皆様が長年続けてこられた科学的な調査ということに対して空間的な汚染の移動という観 点から質問をした際に、私たちの想定を超えるレベルの深いお話をして下さったことで充実した調 査にすることが出来て良かったです。