上智大学生によるフィールドワーク 2023.5.14

上智大学では一つの目的を持った主題のもとに、学部などにとらわれず集まって学習するシステムがあります。その試みの一つとして日の出処分場がフィールドワークの場として選ばれました。それはなぜか・・・

2023年5月14日、多摩Kollect法律事務所所属の永戸考氏をオーガナイザーとし て迎え、【キャリアデザイン企画「やりたいことを仕事にする」一番身近な社 会問題を題材に考える】のフィールドワークを行いました。JR青梅線青梅駅に 集合後、現地で長年にわたって環境問題に取り組んでいる「たまあじさいの会」 の方々にごみ処分場や事務所を案内していただきました
たまあじさいの会の方々からのお話と、処理場に実際に足を運ぶフィールドワー クを受けて、自分たちの出したごみについていま一度考え直すべきだと感じます。そして、「実際に問題となっている現場に参加できる」ことで、問題が頭の中で 完結することなく、より身近に現実味を増して理解することができました。それ とともに、経済活動が最優先され、安く効率的に売るという社会自体への疑問を 生ませてくれたイベントとなりました。

(上智大学キャリアデザイン企画事後報告から)

フィールドワークに参加した学生の感想は・・・・

  • 今まで環境問題は若者が熱心なイメージで、大人は若者の意見を聞いてくれないんだと考えていました。しかしたまあじさいの会の方々と交流して、私と同じ志を持つ方々が身近にたくさんいることに気が付きました。勇気をもらいました。これからも一緒に頑張りましょう!今回は本当にありがとうございました。
  • 雨の中貴重なお話を聞けて良かったです。ありがとうございました。
  • 知識の乏しい私たちにも丁寧に教えてくださってありがとうございます!ごみ問題を自分事と捉え、貢献していけるよう頑張ります!今後機会がありましたらよろしくお願いします。

2023年5月14日 フィールドワーク集合写真

フィールドワークの後、5月20日上智大学に場所を移し、このイベントの続きが行われた。企業の方々、デザイナー及びたまあじさいのメンバーが、それぞれの分野からごみに関わる話を行い、そののち学生及び参加者はAからDまでの4つのグループに分かれ、ディスカッションを行い発表した。以下が各グループの発表のタイトルです。

  • ごみ問題解決に向けて自分たちのできること
  • 一般ごみを減らすためにできること
  • 量り売りから世界を変えよう
  • ごみ問題の解決策

若々しく真剣な内容が印象的でした。
イベントが終わってからの感想は・・・・・

  • さまざまなお話有難うございました。環境問題へのアプローチ方法は多種多様なんだなと思えました。自分にもできる働きを見つけ、頑張りたいと思います!今後も機会がございましたらよろしくお願いします。
  • 皆さんの話は本当に興味深くて、心が高鳴りました。将来のキャリアに関して悩むことも多いですが、勇気をもらいました。
  • 第一線で活躍されている経験談、経歴を聞けて良かったです。ありがとうございました。

(記事は2023年9月発行 たまあじさいの会お知らせより)

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