福島とエコセメント工場周辺の放射線量の推移

たまあじさいの会によるエコセメント工場周辺の放射線調査は毎月第2土曜午前9時から行われています。2011年9月から始まった調査の堆積したデータは、エコセメント裁判では工場からの放射能汚染の実態を明らかにする手立てとなった。

今年度の総会の活動報告でエコセメント工場の周辺線量の傾向を中西さんが発表した。

線量の減衰は緩やかである、それは工場からの放射性物質の放出がいまだにあるということが原因であるのではないかということであった。そこで2011年の9月と2018年6月の各ポイントのデータを表にしてみると

2011年12月と20018年6月のエコセメント工場周辺の各ポイントの線量の推移をみると、セシウム134の半減期を経てさえ2分の1になったポイントはない。

一方福島の線量を見ると福島市で約7分の1、郡山市で8分の1、白河市で6分の1に減衰している。

明らかにエコセメント工場周辺の線量の減衰率は低いということが分かる、ということは工場からの放射性物質の排出が今でも継続していることを示していると考えられる。

 

—— たまあじさいの会「お知らせ」(2018年8月)より ——

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