焼却灰の多くはスギ花粉の1/3以下の細かい浮遊性の高い微粒子といわれ目に見えないことはもちろん、感じることもできません。しかもこの灰にはダイオキシンを始めとする有害な化学物質や重金属が大量に含まれている。

日の出町にあるゴミの最終処分場には、東京の多摩地域で焼却された灰が埋め立てられています。

この処分場周辺では癌死者が異常に高く、それは周辺に吹く局地風が、谷底に埋め立てられる焼却灰を周辺地域に飛散させていることが原因であると予測されました。

3年にわたり定期的な調査・分析の結果処分場から焼却灰が飛散するメカニズムや周辺の植物の異常が分かりました。

この事実は全国3,441ヶ所以上ある処分場に共通して起こる問題でもあります。

この活動を通して明らかになったことを踏まえて私たちはいくつかの点を問題提起したいと思います。

日の出廃棄物処分場周辺の環境調査

日の出処分場周辺の水質調査 2020.11.2~3

今年度の水質調査はコロナ対策として、前日に9カ所の調査地点の採水と電気伝導度の測定をしておき、11月3日はパックテストによるPH・塩化物イオン・COD の測定を竹林舎で行いました。参加者は延べ11人でした。<調査ポイントとポイントの特色>白...
活動

日の出エコセメント化施設周辺の土壌放射線量調査 2020年9月~11月

2020年9月に行われた量調査の数値は黄色の棒線です。2013年・2014年当時は施設の近く(Point6・7)が明らかに高いことがこのグラフら見てとれます。今回の調査ではほとんどの地点に大きな差が見られませんでした。東日本測定マップのデー...
講演録

『トリチウム汚染水海洋排出の危険性』渡辺敦雄【市民環境問題講演会】 2021.3.6

先日3月6日(土)に東芝の技術者として福島の原発の建設の責任者でもあった工学博士の渡辺敦雄さんを講師に迎え、市民環境問題講演会「トリチウム汚染水海洋排出の危険性」(日の出の森・支える会、たまあじさいの会 協賛;日の出の森・水・命の会)が開催...
ブログ

『トリチウム汚染水の海洋放出について』 2021.3.6【講演会告知】

東京電力は増え続けるトリチウム汚染水の処理方法として希釈して海洋放出を考え、政府経産省もそれを認めようとしています。そもそもこの汚染水はトリチウムだけでなくストロンチウム90のような他の核種も含まれています。福島の漁民は生活破綻だとして、猛...
活動

『たまあじさいは見ていた』-市民による環境調査-(冊子)たまあじさいの会・環境観測調査報告書(PDF版)

ごみの最終処分場からの汚染は下からの汚染と上からの汚染に大別できます。下からの汚染はごみ汁による地下水汚染であり、上からの汚染は埋め立て時の焼却灰及び堆積したごみから発散されるガスによる、大気汚染及び土壌汚染汚染のことです。この冊子『たまあ...
活動

日の出処分場周辺の水質調査 2019.11.17

参加者 11名 今年は例年のように素晴らしい快晴のもと、例年通り9つのポイントにて水質を電気伝導度、水温を採取時に現場で測定し、塩化物イオン濃度、COD、pHを竹林舎に帰ってから測定した。測定に当たっては、できるだけ正確で、科学的であるため...
活動

エコセメント化施設周辺の放射能総合調査 2019年

2012年から14年にかけてたまあじさいの会はエコセメント化施設周辺の放射線調査を色々な方法で行いました。ホットスポットファインダー(HSF)による調査、土壌・植物の放射線量調査、リネン布による線量調査、環境放射線モニターRadiによる空間...
ブログ

日の出処分場周辺の水質調査 2019.11.17【告知】

日の出処分場周辺「水質一斉調査」2019.11.17日の出町にある谷戸沢処分場、二ツ塚処分場からの汚水の流出状況をたまあじさいの会は継続的に調査しています。決められたポイントの採水、市民ができる電気伝導度、塩化物イオン、COD、PHの調査な...
ブログ

エコセメント化施設周辺の放射能調査 2019.9.28【参加者募集】

【参加者募集】エコセメント化施設周辺放射能総合調査―― 市民による環境調査 たまあじさいの会 ――エコセメント化施設には2011年3月の福島原発事故以後、放射能に汚染された焼却灰が大量に運び込まれました。たまあじさいの会は2011年9月から...
広報活動

絵本「くうのなみだ」発行! 日の出町の三多摩用ごみ最終処分場で起こっている問題を題材にしました。

絵本 くうのなみだ(文) たまあじさいの会・絵本チーム (絵) 武田初芽(発行) たまあじさいの会・絵本チーム絵本「くうのなみだ」が、2019年8月1日に発行されました。この絵本のメッセージは、知らず知らずと私達の生活などから出るゴミが、子...