田村市大越町バイオマス発電所の現在(2022年)

今年度も昨年度に引き続き「田村市大越町バイオマス発電事業稼働による周辺放射性物質の計測とその記録と結果と拡散」というテーマで高木基金の助成が決定しました。

今後の調査継続の助けになり励みにもなりました。

大越の地元住民にとっても朗報がありました。
田村バイオマス発電所に田村市が支出した14億6千万円は不当として返還を求めた住民訴訟は今年の1月福島地裁で訴えを棄却されました。
判決を不服として住民は仙台高裁に控訴しました。

第1回控訴審で裁判長から被告側に以下の件について釈明を求めてきました。
①へパフィルターの内容がはっきりしない、具体的資料を出すこと。
②「定期点検でバキュウームカーで清掃、交換した具体的説明。
③燃料チップを1分間で測定できる具体的説明。

これらの内容は控訴審で住民が求めてきたものです。今後に期待できる展開になってきたように思えます。

大越の環境を守る会による放射能測定

★ 大越の環境を守る会は会員が定期的に決められたポイントの放射能の測定をしています。
裁判だけでなく、自分たちが暮らしている環境の状況を自ら調べ記録する活動をしています。

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